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2017年11月21日

ソロ登山〜道迷いにご注意を・川苔山





こんばんは〜^ ^




11月5日 水曜日
奥多摩 川苔山に登ってきました
一昨年、tanパパと一緒に登る予定はあったものの登山計画が適当だった為に歩き出しの時間が遅くなり、お隣の本仁田山に登るハメに……
川苔山は持ち越しになっていました


今回はそのリベンジ!!
眺めが良いお山なので本当はtanパパと登りたかったんですけどね……
最近、新しいお山に挑戦していなかったので
緊張しつつもソロで出かけてしまいました



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川苔山または川乗山(かわのりやま)は、東京都西多摩郡奥多摩町にある標高1363.3mの山。
正式には「川苔山」と書き、昭文社の「山と高原地図」にはこう書かれている。由来はこの山の登山コースの一つ、川苔谷である。その沢では川苔(淡水産で食用の緑藻)が採れるため川苔谷と呼ばれ、その源頭の山であるので「川苔山」と呼ばれるようになったという説が有力である。


Wikipediaより
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今回のルートです








川苔橋バス停→百尋ノ滝→川苔山→大根の山の神→鳩ノ巣駅







5時47分
奥多摩 鳩ノ巣駅に車を停めて
電車で奥多摩駅に向かいます








6時27分発 西東京バス 東日原行きに乗り
川苔橋バス停へ








乗客は座席が埋まるほどいるのに
みなさんの行き先は鷹ノ巣山や雲取山なんでしょうね
川苔橋バス停で下車したのはtantanを含め三人だけでした



2017年!
標高2017.1mの雲取山はいつにも増して人気があり盛り上がっていますからね
tantanも今年中に登頂したかったのですが
技術と体力に釣り合わないので諦めました
来年こそは雪解けとともに挑戦したいですね


6時43分


車止めの門の脇から林道へ










歩くこと40分
細倉橋を渡って右へ百尋ノ滝を目指します

ちなみに、登山地図にはトイレありと記載されていますが、この日は鍵がかけられ利用できませんでした







基本、片側が切れ落ちている狭い登山道が続きますが、傾斜は緩くサクサクと歩けます







沢を越えたり
木橋を渡りながら進みます












倒れた巨木が道を塞いでる箇所もありました
登山道は赤線で示した場所なのですが
巨木を跨ぎ、枝を潜りしながらどうにか突破しました









お初のお山でこのピンチはかなり弱気になります。バス停で降りたご夫婦はどちらに向かわれたのでしょうか……
tantanが右往左往している間に追いついてきてくれたら心強かったのですが、一向に出会えません。




薄暗い山の中でポツンと一人
寒さも手伝って寂しさが倍増していましたが
この景色を見たら元気が出ました


あちこちで紅葉が始まってます







8時27分
百尋ノ滝です
急な階段を下ると滝壺のすぐそばまで近づけます









ん?
階段下にテントが2つ……
こんなところでテン泊???
と、不思議に思いつつ階段を降りると20代の男の子達がカップ麺をすすりながら朝ごはんの真っ最中
聞くと中国からの留学生で前日の夕方に奥多摩駅に到着し、その時間からのバスがあるはずもなく歩いてここまで来たのだそう。
しかも百尋ノ滝に到着したのは深夜の12時過ぎだと言うからさらにビックリ 。
川のそばで、さらには熊の目撃情報も出ているここでのテン泊…………
何もなかったから良かったものの、一歩間違えれば命を失いかねない行動ですよ
緊急を要するビバークなら致し方ないですが
彼達はここにキャンプをしにきてるんですからね。まったく驚きました。



気をとりなおして滝を見学





つい先日 破風山で見た秩父華厳の滝も良かったけど、百尋ノ滝は別格(≧∇≦)

離れた場所でも水の勢いで風がおきてる♫
マイナスイオン放出〜
やっぱりパパと一緒に見て感動したかったなぁと思うのでした







念願の百尋ノ滝を後にし
向かうは川苔山山頂です
川苔山へはここからガッツり2時間!!













しかも、ここまでは倒木はあったもののトレースはハッキリしていて迷うことなく先に進めましたが、滝を過ぎたあたりから不明瞭な箇所やトレースはあるのに途中で消えている箇所など分かりにくくなっています




林業やワサビの栽培などに使われていた道が一部残っているようです




まずはここ
百尋ノ滝を過ぎたあたりで出くわすトラップ
黙々と歩いていると、つい左に進んでしまうのですが………………










左は間違い!!
途中でトレースは消えてしまいました。
消えている事に気付かず、10分ほど道っぽく見える山の中を先へ進んでしまっていました。途中、なんだか違和感を感じたので
GPSの登山地図で確認するとコースを外れています。



道迷い(´⊙ω⊙`)




ソロ登山を始めて初の道迷い…………
寒いのに嫌〜な汗をかきました
怖さで膝はガクガク心臓もバクバクです
ふと、スマホの登山地図はあるけど緊急用にいつも携帯している紙の登山地図を家に忘れて来た事を思い出しました
最悪なシチュエーションばかり頭をよぎります。
携帯の充電器はあるよな(ー ー;)
時間も早いし……落ち着け……落ち着け……


あたりを冷静に見渡し、今来た方向を見失わないように慎重に歩きます



で、さっきの写真の場所に戻りました





助かったぁ
( ;∀;)






いつにも増してGPSをマメにチェックしながら登山を続けます
落ち葉があると余計にトレースがわかりづらいですよね



ここもです
山頂まであと45分ほどの場所なのですが
ここでもルートを見失いました
先ほどの教訓!!
ん?と思ったらすぐに引き返す!








引き返し、地図とにらめっこしながらトレースを探す……探す……探す……



ん〜?????
見つからない(ー ー;)




これは山頂間近でリタイアか?
登山地図を忘れちゃった時点で山を舐めちゃってるもんな……
山の神さまに怒られちゃってるのかな



と、



身動き取れずにいるtantanに救世主現る!!





ソロ登山の女性が登ってきます
すかさず駆け寄り状況を説明。
するとその方も川苔山は初めてでルートを見失っているとのこと………
ふたりで地図を眺めていると、今度はソロ登山の男性が登ってきます!
この方が真の救世主♫


川苔山のベテランさんでした
状況を説明して先導して頂くことに!








tantanは矢印の右手を登ってしまったのですが正解は左です






よくよく見ると倒木にピンクのリボンが結んであります。
が…………葉っぱに隠れちゃってます
アングルによっては見落としちゃいますって( ;∀;)







そんなこんなで男性のおかげで稜線にたどり着きました
鈍足なtantan、男性の足手まといにならないようここでお礼を言ってお別れしました




気持ち良い〜(о´∀`о)



さっきまでの緊張が一気に解けて
景色と空気を思いっきり堪能してます









10時32分

川苔山山頂に到着です








富士山だぁ〜(о´∀`о)







向かいのお山の紅葉も良き良き♫
この景色、やっぱりやっぱりtanパパと見れるように川苔山は保留にしておけばよかったかなぁなんて思っちゃいます
一緒だったら道迷いのリスクも減りますしね








まぁ、なにはさておき
下山にも体力使いますから
時間は早いですが
メスティンでランチタイムです



アルミホイルで包んできたサンドイッチを蓋の上で温めてます







中身は温野菜のサラダ
この使い方、気に入ってます
低糖質ダイエットと寒さ対策にバッチリなんです







11時35分
のんびり景色を眺めながらのランチを終え
鳩ノ巣駅目指して下山です


さきほどの稜線まで戻り分岐を右へ











危なっかしい登山道にヒヤリとしたりしながら







13時19分
大根ノ山ノ神 【オオネノヤマノカミ】到着です







道迷いはあったものの
無事に山頂を踏んで下山出来た事に感謝し……





13時57分
鳩ノ巣駅に到着しました









この後、奥多摩駅まで車を走らせ
念願の川苔山の山バッチを購入して帰路に着きました




いやぁ、
怖かった
滝も景色も素晴らしかったけど
嫌なトラウマを残す山行きとなってしまいました!




反省すべきは初心忘るべからず!ですね




このトラウマを打ち消すべく
次はtanパパと2人で登りにきたいと思います



以上、奥多摩 川苔山レポでした



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